次期NATOトップに意欲 ジョンソン元英首相、「自分が候補者」
2023年02月24日07時25分
【ブリュッセル時事】英国のジョンソン元首相が23日、北大西洋条約機構(NATO)の次期事務総長について「自分が候補者だと思う」と意欲を示した。ウクライナのテレビで明らかにした。現職のストルテンベルグ事務総長が今秋退任の見通しとなったことを受けた発言とみられ、今後の動向が注目されそうだ。
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ジョンソン氏は、NATOが「かつてないほど強力(な組織)だ」と評し、「(事務総長は)非常に良い職務で、重要だ」と語った。ウクライナのNATO加盟に関しても、ロシアによる侵攻で反対論はなくなったとの見解を述べ、「見込みがあることは明白だ」と強調した。