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ホノルル線、CO2排出実質ゼロ 通年の特定路線で世界初―ジップエア

2023年02月21日18時35分

関係者らに見送られ出発する日本航空系の格安航空会社(LCC)ジップエア・トーキョーのジップエア機=2020年10月、成田空港

関係者らに見送られ出発する日本航空系の格安航空会社(LCC)ジップエア・トーキョーのジップエア機=2020年10月、成田空港

 日本航空傘下の格安航空会社(LCC)ジップエア・トーキョー(千葉県成田市)は21日、2023年度の成田―ハワイ・ホノルル線について、運航により排出される二酸化炭素(CO2)を実質ゼロにすると発表した。廃食油などを原料とする「持続可能な航空燃料(SAF)」とともに、排出権取引制度を活用する。通年で特定路線のCO2排出を実質ゼロにするのは世界初という。

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 ジップエアによると、同路線は年間約4万トンのCO2を排出している。年間搭載燃料のうち1%相当をSAFに置き換えるほか、森林保護活動によるCO2吸収量などを「クレジット」として購入することで、排出分と相殺する。

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