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ロシアの中立参加に「強い懸念」 IOCに日米英など34カ国

2023年02月21日09時53分

国際オリンピック委員会(IOC)本部=スイス・ローザンヌ(EPA時事)

国際オリンピック委員会(IOC)本部=スイス・ローザンヌ(EPA時事)

 【ロンドン時事】英政府は20日、日米など計34カ国の閣僚級の共同声明を発表し、国際オリンピック委員会(IOC)がウクライナに侵攻するロシアと同盟国ベラルーシの選手の国際大会参加を「中立」の立場など条件付きで検討していることに対し、「選手は国家から直接資金を与えられて支援されているのに、『中立』の立場で競技することがどのように可能なのか、強い懸念がある」と表明した。

IOC、ロシア復帰へかじ パリ五輪への道模索―ウクライナはボイコット示唆

 ロシアとベラルーシは政治とスポーツが密接に絡み合い、ロシアの選手と軍との強いつながりは「明確な懸念」と指摘。IOCに実現可能な「中立」の明確化を求め、両国は戦争を終わらせることで、選手の国際大会復帰の道が開けるとした。 
 日本は永岡桂子文部科学相が声明に署名。2024年パリ五輪開催国のフランス、ドイツ、カナダ、韓国なども含まれた。

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