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岸田首相、岡山・奈義町を視察 少子化「社会の意識変革重要」

2023年02月19日21時24分

奈義町立図書館で住民と「こども政策対話」に臨む岸田文雄首相(左から2人目)。左端は小倉将信こども政策担当相=19日午後、岡山県奈義町

奈義町立図書館で住民と「こども政策対話」に臨む岸田文雄首相(左から2人目)。左端は小倉将信こども政策担当相=19日午後、岡山県奈義町

 首相は19日、1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率が全国トップクラスの岡山県奈義町を訪れた。子育て支援の取り組みを視察し、子育ての当事者らと意見交換する「こども政策対話」の第2弾も実施。政府が3月末をめどにまとめる少子化対策のたたき台に反映させる考えだ。

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 首相は同町での一連の視察を終えた後、記者団に「政策強化のためには政策の拡充が重要だが、併せて社会全体の意識を変えていくことが重要であると強く感じた」と述べた。
 首相は視察で、子どもの一時預かりや大人との間で世代を超えた交流ができる「なぎチャイルドホーム」を訪問し、伊原木隆太知事と奥正親町長から子育て政策の説明を受けた。育児の合間にできる仕事を紹介する「しごとコンビニ」事業も見学した。
 「こども政策対話」では、「保育園や幼稚園の先生が人手不足と聞くので、補充してほしい」「近くに産婦人科があったらうれしい」といった参加者の声に耳を傾けた。

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