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岸田首相「暴挙、厳しく抗議」 対北朝鮮、日米が連携確認

2023年02月18日22時57分

国家安全保障会議(NSC)を終え、記者団の取材に応じる岸田文雄首相=18日夜、首相官邸

国家安全保障会議(NSC)を終え、記者団の取材に応じる岸田文雄首相=18日夜、首相官邸

  • 首相官邸を出る松野博一官房長官=18日夜、東京・永田町

 首相は18日夜、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて、「国際社会全体に対する挑発をエスカレートさせる暴挙だ。厳しく抗議した」と強く非難した。「国民の安心安全が何よりも重要だ。情報収集、警戒監視に全力を挙げ、日米、日米韓の連携を緊密に図っていきたい」と強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

北朝鮮、ICBM発射 北海道沖EEZ内に落下―米に反発か、昨年11月以来

 政府は、ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったと推定。首相は午後6時50分ごろ官邸に入り、国家安全保障会議(NSC)を開いて対応を協議した。
 この後、官房長官が臨時記者会見を開き「度重なる挑発はわが国と国際社会の平和と安全を脅かし、断じて容認できない」と述べた。外相は訪問先のドイツで、米国のブリンケン国務長官と連携して対応する方針を確認した。
 防衛相は北朝鮮の意図に関し「米国に対抗して体制を維持するため独自の核抑止力が必要だと主張している」と指摘。「そうした観点から核兵器の運搬手段である弾道ミサイルの開発、運用能力向上に注力している」との見方を示した。防衛省で記者団に語った。

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