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裸祭り、3年ぶり有観客 「宝木」争奪はなし―岡山

2023年02月18日23時03分

祝主に向かって投下される宝木=18日午後、岡山市東区(代表撮影)

祝主に向かって投下される宝木=18日午後、岡山市東区(代表撮影)

 国の重要無形民俗文化財「西大寺会陽」(裸祭り)が18日、岡山市東区の西大寺観音院で行われた。3年ぶりに有観客で開催されたが、まわし姿の男たちが「宝木(しんぎ)」と呼ばれる護符を取り合う争奪戦は、新型コロナウイルス感染防止のため3年連続の中止となった。
 日本三大奇祭の一つとされる裸祭りは室町時代の1510年に始まったとされ、500年以上の歴史がある。コロナ禍前は例年約1万人が参加し、宝木を勝ち取った「福男」を選んでいたが、昨年に続き福男は選ばない。
 午後10時、本堂の大床に住職が宝木を投下。福男の代わりに、事前に選ばれた「祝主」の男性2人が白い布を広げて受け取った。

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