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ITER副機構長に鎌田氏 「任期中に運転開始を」

2023年02月16日20時03分

国際熱核融合実験炉(ITER)の副機構長就任を前に、記者会見する鎌田裕氏=16日、東京都千代田区

国際熱核融合実験炉(ITER)の副機構長就任を前に、記者会見する鎌田裕氏=16日、東京都千代田区

  • フランス南部サン・ポール・レ・デュランスで建設が進む国際熱核融合実験炉(ITER)(2022年4月撮影、ITER機構提供)

 量子科学技術研究開発機構・那珂研究所(茨城県那珂市)の鎌田裕副所長(63)が国際熱核融合実験炉(ITER)の運営機構の副機構長に就任することになり、東京都内で16日記者会見した。ITERは核融合発電に必要な技術の実証が目的で、日米欧とロシア、中国、韓国、インドが協力して2007年からフランス南部に建設中。25年の運転開始を目標としている。

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 任期は3月15日から5年間。鎌田氏は「新型コロナウイルス流行の影響があったり、(組み立てなどの技術面で)挑戦的な課題が見えてきたりしているが、任期中に建設を終え、運転まで持っていきたい」と話した。

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