飛行物体は「気球」 米軍機が10、11日に撃墜―民主党幹部
2023年02月13日05時35分
【ワシントン時事】米民主党上院トップのシューマー院内総務は12日放送の米ABCテレビのインタビューで、米軍機が10日と11日に撃墜した二つの未確認飛行物体について「(米軍と情報当局は)気球と考えている」と語った。どこの国に属するかなどの詳細には触れなかった。
カナダ領空に未確認物体 緊急発進の米軍機が撃墜―北米上空で今月3例目
シューマー氏はこれに先立ち、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)から一連の撃墜に関し説明を受けている。
シューマー氏はインタビューで、アラスカ州とカナダでそれぞれ撃墜した飛行物体は、米軍が4日に南部サウスカロライナ州沖で撃墜した中国の偵察気球と比較して「かなり小さい」と指摘。その上で、「民間機と同じ高度を飛んでいたため、異なる脅威をもたらした」と述べた。