• ツイート
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

断層挟み、4メートル横ずれか トルコ地震、国土地理院が分析

2023年02月10日15時21分

トルコ地震の地殻変動の解析結果。星印が震源の位置を表し、青色や茶色が濃くなるほど、変動が大きかったことを意味する(国土地理院提供)

トルコ地震の地殻変動の解析結果。星印が震源の位置を表し、青色や茶色が濃くなるほど、変動が大きかったことを意味する(国土地理院提供)

 トルコ南部で発生した大地震について、国土地理院は10日までに、震源付近では断層を挟んで約4メートルの横ずれが起きたとする分析結果を発表した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球観測衛星「だいち2号」を使い、地震前後で地表の変化を調べた。

活断層ずれ、広範囲に被害 東北大教授「内陸型では相当大規模」―トルコ地震

 地理院が2022年と今月8日の観測結果を比較したところ、6日午後に発生したマグニチュード(M)7.5の震源付近では、東西に走る断層を境に、北側が西向きに最大約2メートル、南側が東向きに約2メートル動いたことが分かった。

関連記事

こんな記事も

社会

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ