断層挟み、4メートル横ずれか トルコ地震、国土地理院が分析
2023年02月10日15時21分
トルコ南部で発生した大地震について、国土地理院は10日までに、震源付近では断層を挟んで約4メートルの横ずれが起きたとする分析結果を発表した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球観測衛星「だいち2号」を使い、地震前後で地表の変化を調べた。
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地理院が2022年と今月8日の観測結果を比較したところ、6日午後に発生したマグニチュード(M)7.5の震源付近では、東西に走る断層を境に、北側が西向きに最大約2メートル、南側が東向きに約2メートル動いたことが分かった。