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再審無罪、二審も府に賠償命令 国の責任、再び認めず―大阪高裁

2023年02月09日14時31分

再審無罪を巡る訴訟の判決で、大阪高裁に向かう青木恵子さん(中央)と支援者ら=9日午前、大阪市北区

再審無罪を巡る訴訟の判決で、大阪高裁に向かう青木恵子さん(中央)と支援者ら=9日午前、大阪市北区

  • 再審無罪を巡り国の賠償責任を認めなかった大阪高裁判決を受け、記者会見する青木恵子さん(中央)=9日午後、大阪市

 大阪市東住吉区の住宅で1995年、小学6年の女児が焼死した火災を巡り、殺人などの罪で無期懲役が確定し、再審無罪となった母親の青木恵子さん(59)が国と大阪府に計2000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が9日、大阪高裁であった。牧賢二裁判長は府に約1200万円の支払いを命じた一審大阪地裁判決を支持し、青木さん側と府側双方の控訴を棄却した。

大阪府に1200万円賠償命令 警察捜査の違法性認定―再審無罪の母

 牧裁判長は警察が虚偽の自白を強要したとして、一審同様に取り調べの違法性を認定。検察官による起訴については「より適切な捜査を行う余地があった」と指摘したが、「自白の任意性や信用性の欠如を容易に認識できたとは言えない」と判断し、国への請求は再び退けた。
 青木さんは判決後の記者会見で上告する方針を示し、「裁判所も変わらないと、冤罪(えんざい)はなくならない」と訴えた。

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