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トルコ・シリアへ支援続々 ロシア侵攻のウクライナも

2023年02月07日13時30分

6日、トルコ南部ハタイ県で、捜索活動に当たる救助隊(EPA時事)

6日、トルコ南部ハタイ県で、捜索活動に当たる救助隊(EPA時事)

  • 6日、シリア北西部イドリブ県で捜索活動を行う住民ら(AFP時事)
  • トルコのエルドアン大統領=1日、アンカラ(AFP時事)
  • 6日、ワシントンで、記者団の取材に応じるバイデン米大統領(AFP時事)

 トルコとシリアで多数の犠牲者を出した6日の大地震を受け、国際社会からの支援表明が相次いでいる。トルコのエルドアン大統領は同日、45カ国以上から支援の申し出を受けたと明らかにした。

〔写真特集〕トルコ南部でM7.8の地震

 欧州連合(EU)は6日、フランスやギリシャなど加盟10カ国以上がトルコに捜索・救急隊を派遣したと発表した。シリアについては「人道支援プログラムを通じて被災者を支援する用意ができている」と表明した。
 トルコが加盟する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も、ツイッターで「加盟国が支援活動を行っている」と明らかにした。
 バイデン米大統領は6日、エルドアン氏と電話会談し、「必要とされる全ての支援を提供する用意がある」と強調。生存者の救出に向けた捜索救助隊を早期に派遣する意向も示した。
 ロシアのプーチン大統領は、同国が後ろ盾となっているシリアのアサド大統領、エルドアン氏とそれぞれ電話会談し、支援の準備ができていると説明。シリアでは既に、がれき撤去や捜索に当たるロシア軍要員300人が配置されたという。
 一方、ロシアによる侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領もツイッターで、トルコの人々との連帯を示した上で、「必要な支援を提供する用意ができている」と表明した。
 中東では、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などがトルコとシリアへの支援、カタールがトルコへの医療物資提供などを発表。イスラエル軍が率いる人道支援代表団も、トルコに向けて出発した。

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