米債務上限「協議を継続」　下院議長、バイデン大統領と会談

　【ワシントン時事】バイデン米大統領は１日、マッカーシー下院議長（共和党）とホワイトハウスで約１時間会談した。連邦政府の借入限度額を定めた「債務上限」の引き上げを巡り、初めて直接意見を交わした。問題解決の合意には至らなかったが、協議を継続することでは一致した。

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　バイデン氏は会談で「破滅的な債務不履行（デフォルト）の回避が民主、共和両党の義務だ。無条件であり、交渉の余地はない」と主張した。これに対し、歳出削減を債務上限引き上げの条件に掲げるマッカーシー氏は会談後、記者団に「互いに主張を述べ合った」と語るにとどまった。