• ツイート
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

卵卸値、37年ぶり高値 鳥インフル、セブンは商品販売休止―JA全農たまご

2023年01月31日13時19分

セブン―イレブン・ジャパンが販売を休止した「セブンプレミアム半熟煮たまご」(同社提供)

セブン―イレブン・ジャパンが販売を休止した「セブンプレミアム半熟煮たまご」(同社提供)

 JA全農たまご(東京)が31日公表した卵卸値の基準値(Mサイズ、東京地区)は、1キロ当たり前日比15円高の305円と、1月の価格としては1986年以来の高水準となった。致死率の高いが採卵鶏の大規模農場で相次ぎ発生しているため。セブン―イレブン・ジャパンは同日、卵を使った一部商品の販売を休止したと発表。影響が広がっている。

卵値上がり、小売りに波及 1月卸値37年ぶり高水準

 年間を通じて最高値で取引される例が多い12月の卸値を上回って推移する異例の事態となっており、昨年12月下旬の300円を上回った。
 今季、鳥インフルは例年より早く感染が確認されて猛威を振るっており、31日時点で25道県の計70例に上る。殺処分数は約1235万羽で、このうち採卵鶏は1100万羽超だ。

関連記事

こんな記事も

経済

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ