国内生産4年連続減 半導体不足、トヨタ76年に次ぐ低水準―22年自動車8社
2023年01月30日16時53分
自動車大手が30日発表した2022年の国内生産台数は、8社合計で前年比0.1%減の738万台(1万台未満切り捨て)と、微減ながら4年連続のマイナスだった。長引く半導体不足が響いた。トヨタ自動車は265万台と、1976年の248万台に次ぐ過去2番目の低水準だった。
国内生産は、トヨタのほか、ダイハツ工業、マツダも前年を下回った。トヨタは、半導体の搭載数が多い高級車のレクサスを中心に生産が停滞し7.7%減少した。