ジョコビッチ、四大大会22勝目 女子複の青山、柴原組は初V逃す―全豪テニス
2023年01月29日21時34分
【メルボルン時事】テニスの全豪オープン最終日は29日、メルボルン・パークで行われ、男子シングルス決勝はノバク・ジョコビッチ(セルビア)がステファノス・チチパス(ギリシャ)を6―3、7―6、7―6で下し、2年ぶり10度目の優勝を遂げた。四大大会通算22勝目とし、ラファエル・ナダル(スペイン)が持つ男子歴代最多に並んだ。優勝賞金は297万5000豪ドル(約2億7500万円)。昨年6月以来となる世界ランキング1位復帰も決定した。チチパスは四大大会初制覇を逃した。
女子ダブルス決勝では、第10シードの青山修子(近藤乳業)柴原瑛菜(橋本総業)組が第1シードのバルボラ・クレイチコバ、カテリナ・シニアコバ組(チェコ)に4―6、3―6で敗れ、日本選手同士の女子ペア初の四大大会制覇はならなかった。
◇ジョコビッチの略歴
ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 4歳でテニスを始める。03年にプロ転向し、06年ツアー初優勝。08年全豪オープンで四大大会初制覇。11年7月に初めて世界ランキング1位に就き、在位通算期間373週は歴代1位。16年全仏で勝ち生涯グランドスラム達成。四大大会通算22勝、ツアー通算93勝。188センチ、77キロ。ベオグラード出身。35歳。