北朝鮮、ロシアへの武器供与否定 「米国の流言」
2023年01月29日11時55分
【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長は29日、談話を発表し、ロシアとの「武器取引説」は「米国が自作した流言だ」と主張した。米政府は20日、北朝鮮がロシアの民間軍事会社「ワグネル」に武器・弾薬を供与した証拠として衛星写真を公表しており、これに反発した形だ。
クォン局長は「われわれのイメージを傷つけることは容認できず、必ず反応しなければならない重大な挑発だ」と非難。米国がロシアに対する北朝鮮の武器提供問題を提起し続ければ、「本当に好ましくない結果に直面することになる」と警告した。