ホワイトハウスで春節祝い　アジア系重視アピール―米大統領

　【ワシントン時事】バイデン米大統領は２６日、春節（旧正月）を祝うレセプションを開催した。ホワイトハウスでの大規模な春節行事は初めてという。バイデン氏は出席者に「ここは皆さんの家だ」と語り掛け、アジア系を含む人種の多様性を重視する姿勢をアピールした。

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　会合には中国系米国人のフィギュアスケートのネーサン・チェン選手ら著名人も出席し、獅子舞の演技が披露された。西部カリフォルニア州のアジア系コミュニティーで相次いだ銃乱射事件を受け、冒頭、黙とうがささげられた。　
　バイデン氏は米国の人口に占める割合が増えるアジア系住民の権利擁護に取り組んでいる。昨年、アジア・太平洋系米国人の歴史や文化を紹介する国立博物館設立のための法律を成立させた。