新名神高速、立ち往生解消 通行止めも全面解除
2023年01月27日00時28分
大雪の影響で新名神高速道路の一部区間で続いていた多数の車の立ち往生は、26日午前8時ごろ解消した。中日本高速道路(名古屋市)によると、凍結した路面の処理に時間がかかったが、通行止めも午後11時半ごろ全面解除された。
同社によると、25日未明から菰野インターチェンジ(IC、三重県菰野町)―甲賀土山IC(滋賀県甲賀市)間の上下線で、大型トラックや乗用車などが動けなくなり、断続的に立ち往生した。同日午後に上り線は解消したが、下り線は多くの車が滞留し、時間がかかっていた。
通行止めの解除は、亀山ジャンクション(JCT、三重県亀山市)―甲賀土山ICの下り線が26日午後8時40分ごろ、四日市JCT(四日市市)―亀山西JCTの上下線が同11時半ごろだった。
立ち往生した車は数千台あったとみられ、渋滞は25日正午すぎに約34.5キロに及んだ。地元消防によると、乗用車や高速バスに乗っていたとみられる男女3人が体調不良を訴え、病院に搬送された。