大阪府警巡査を書類送検 大麻所持容疑、免職に―和歌山県警など
2023年01月19日17時14分
和歌山県内で知人と大麻を所持したとして、県警は19日、大麻取締法違反(共同所持)容疑で、大阪府警堺署地域課の男性巡査(26)を書類送検した。容疑を認めているという。府警は同日、この巡査を懲戒免職処分とした。
府警監察室によると、巡査は2020年夏~22年11月、和歌山県内で知人らと計10回ほど、大麻を所持し使用したとされる。巡査は「知人に勧められて場の雰囲気に流されてしまった」と話している。
覚醒剤事件の捜査の過程で、巡査に大麻が渡っていることが判明し、和歌山県警が22年11月、県内にある巡査の自宅と自家用車を家宅捜索した。車内から大麻成分が検出されたという。
田畑修治・府警監察室長の話 警察官としてあってはならない言語道断の行為で厳正に処分した。職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努める。