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脱炭素追い風に復活期す 日本造船工業会の宮永俊一会長

2023年01月16日14時58分

宮永俊一 日本造船工業会会長(同会提供)

 「造船が魅力ある産業として必ず復活すると信じている」と強調するのは、日本造船工業会の宮永俊一会長(74)。価格競争力に勝る中国や韓国のメーカーに押され、かつて一時代を築いた姿は見る影もないが、世界的な脱炭素化の流れで潮目が変わりつつあると感じている。
 今後、海運会社は二酸化炭素排出量の少ない船に切り替える必要を迫られ、「新造船の需要が長期的に増大する」と予想。造船業界が一丸となり、政府とも連携して次世代船舶の技術開発などを進める考えだ。「この波に乗り、日本の造船業の国際競争力を強化できる」と意気込みを示した。

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