古関氏長男、「天国でびっくり」 野球殿堂
2023年01月13日19時15分
古関氏は、スポーツは全くの不得手だったという。通知式に出席した長男正裕さんは「天国で死ぬほどびっくりしていると思う」と笑う。その上で、殿堂入りの名誉に感謝し「大勢の方を励ます曲はいまだに喜んで歌ってもらっていると父に伝えたい」と語った。
1931年に依頼を受けて大学野球で苦戦する早大の応援歌「紺碧(こんぺき)の空」を作曲したところから、スポーツに関する曲を作り始めた。今でもさまざまな場所で古関氏が残した名曲を耳にすることについて、正裕さんは「応援したいときに浮かんでくる、心に残るメロディーなのだと思う」と話した。