• ツイート
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

UFO目撃情報、510件 敵国の偵察行動警戒―米報告書

2023年01月13日08時25分

米海軍が撮影した未確認飛行物体(UFO)=撮影場所不明、国防総省が2020年4月公開の動画より(EPA時事)

米海軍が撮影した未確認飛行物体(UFO)=撮影場所不明、国防総省が2020年4月公開の動画より(EPA時事)

 【ワシントン時事】米政府は12日に公表した報告書で、2022年8月末までに計510件の「未確認飛行物体(UFO)」目撃情報が寄せられたと明らかにした。宇宙人の存在につながる証拠はなく、米政府は敵対国家による偵察行動などを警戒し、詳しく調べている。

UFO解明へ研究開始 米NASA、結果公表は来年

 公表されたのは、国家情報長官が取りまとめ、議会に提出した年次報告書の非機密版。目撃された物体のうち26件がドローンなど、163件が気球かそれに似た物体などと分析された。一方、171件は未解明のままで、一部は「異常な飛行特性や性能を示しており、さらなる分析が必要だ」としている。
 報告の多くは、米海軍や米空軍からのものだった。国防総省は未確認の物体を追跡する専門部署「全領域異常解決室」を設置しており、同省のライダー報道官は声明で「報告を真剣に受け止め、一つ一つ調査している」と述べた。

関連記事

こんな記事も

国際


ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ