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野田聖子議員の夫が国提訴 「元組員と虚偽漏えい」―東京地裁

2023年01月12日18時48分

国を訴えた夫の記者会見に同席する野田聖子衆院議員(左)=12日午後、東京都千代田区

国を訴えた夫の記者会見に同席する野田聖子衆院議員(左)=12日午後、東京都千代田区

 野田聖子衆院議員の夫で、会社役員の文信氏(55)が12日、警察庁に自身を元暴力団員とする虚偽情報を漏えいされ、週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、国に1100万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

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 訴状によると、週刊文春が2017年と18年に「(野田氏の)夫は元暴力団員」などと報じ、文信氏が発行元の文芸春秋を訴えたが、敗訴。この訴訟で、当時の編集長が警察庁幹部から文信氏の前歴照会情報を入手していたと明かし、警察庁内部文書とする「暴力団個人ファイル」が証拠提出された。
 原告側は暴力団組織に所属した事実はないにもかかわらず、虚偽の情報漏えいで名誉を傷つけられ、プライバシー権を侵害されたと主張。同庁内部文書の開示を求める訴えも起こした。
 東京都内で記者会見した文信氏は「事実ではないことが報道された。名誉を挽回したい」と述べた。野田氏も同席し、「家族として支えていきたい」と語った。
 警察庁の話 訴状が届けば適切に対応する。

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