交通事故死、最少2610人 昨年、6年連続更新―大阪は初の最多・警察庁
2023年01月04日15時41分
2022年に全国で起きた交通事故の死者数が前年比26人減の2610人と、統計が残る1948年以降で最少となったことが4日、警察庁のまとめで分かった。最少を更新するのは6年連続。都道府県別では大阪が初めて最多となった。
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65歳以上の高齢者の死者数は1471人(速報値)で、死者全体に占める割合は56.4%と高い水準が続いている。
都道府県別では大阪が141人。愛知137人、東京132人と続いた。最少は鳥取の14人。人口10万人当たりでは、74人の岡山が3.94人で最多となり、東京が0.94で最少となった。
事故の発生件数は前年比4003件減の30万1193件(速報値)で、負傷者数は同5712人減の35万6419人(同)。