FTX創業者、無罪主張 詐欺などで起訴
2023年01月04日07時38分
【ニューヨーク時事】暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの経営破綻をめぐり、詐欺など八つの罪に問われた創業者のサム・バンクマン・フリード被告は3日、ニューヨーク市の連邦地裁に出廷し、無罪を主張した。複数の米メディアが伝えた。同被告が裁判を長期化させ、司法取引に持ち込もうとしているとの見方も出ている。
起訴状によると、バンクマン・フリード被告は、FTXや自身の投資会社の財務情報に関して虚偽または誤解を招く情報を提供し、投資家から資金を集めた。またFTXの顧客資産を不正流用し、投資会社による投資や不動産購入、政治献金などに充てたとされる。