スポーツ各界からも追悼　「アイコン失った」「悲しい日」―ペレさん死去

　【ロンドン時事】ペレさんの訃報を受け、サッカー以外のスポーツ関係者も追悼の意を表した。国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のトーマス・バッハ会長は「世界は偉大なスポーツ界のアイコンを失った。彼は五輪の価値を真に信じ、五輪の炎を担う誇り高き人物だった」との談話を出した。

「米国の風景変えた」　現役晩年のペレさん

　陸上男子１００メートルと２００メートルで世界記録を持つウサイン・ボルト氏（ジャマイカ）は「スポーツ界のレジェンド。王様ペレ、安らかにお眠りください」とツイッターにつづった。ボルト氏は陸上競技を引退した後、プロサッカー選手を目指した時期があった。
　男子テニスのラファエル・ナダル（スペイン）は「サッカー界、スポーツ界にとって悲しい日だ。彼の遺産は常にわれわれと共にある」。自動車のＦ１ドライバーのルイス・ハミルトン（英国）は「レジェンドを失った。才能、愛を分かち合ってくれてありがとう。ペレの遺産は永遠にわれわれを鼓舞し続けるだろう」と、それぞれＳＮＳでしのんだ。