ロシア基地に再攻撃、3人死亡 「ウクライナ軍のドローン」
2022年12月26日18時33分
ロシア国防省は26日、中部サラトフ州のエンゲリス空軍基地にウクライナ軍のドローン攻撃があり、3人が死亡したと発表した。これに先立ち、ロシアの独立系メディアは同日未明、現地からの情報として、空軍基地で爆発が起き、サイレンが鳴り響いたと伝えた。
エンゲリス空軍基地は、核兵器搭載可能な爆撃機の拠点。今月5日にも、同空軍基地と中部リャザニのディアギレボ空軍基地の2カ所に、ウクライナ軍によるとみられるドローン攻撃があったばかり。
ロシア国防省は今回、「防空兵器でドローンを迎撃し、落下した残骸により3人が死亡した」と主張。爆撃機への被害はないと説明している。前回は、ウクライナ空爆に使われているTU95爆撃機の損傷が伝えられた。