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治安部隊、ライオン殺す 救出センターが育てた3頭―スーダン

2022年12月23日14時35分

スーダンの治安組織「即応支援部隊(RSF)」のメンバー=2019年6月、ハルツーム近郊(AFP時事)

スーダンの治安組織「即応支援部隊(RSF)」のメンバー=2019年6月、ハルツーム近郊(AFP時事)

  • 【図解】スーダン

 【ハルツームAFP時事】スーダン動物救出センターは22日、声明を出し、治安組織「即応支援部隊(RSF)」の施設内で、ライオン3頭が射殺されたと発表した。3頭は2年前にセンターで生まれたが、首都ハルツームのナイル川を挟んだ対岸オムドゥルマンにあるRSF所有の動物園に最近売られていた。

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 騒ぎがあったのは20日夜。声明は「ライオンが逃げたとRSFから電話があり、麻酔を準備して出動しかけたところ、直後に死んだから来なくていいと言われた」と説明している。
 RSFは、西部ダルフール紛争で虐殺の実行部隊と非難を浴びた民兵集団ジャンジャウィードが改名した組織。最近はハルツームのデモ弾圧で、市民にとって恐怖の対象となっている。
 アフリカのライオンの生息数は1993~2014年、43%も減った。野生のライオンは2万頭しか残っていないとも推計される。

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