ロシア平和維持部隊を批判 アルメニア首相「義務果たさず」
2022年12月23日10時39分
【エレバンAFP時事】アルメニアのパシニャン首相は22日、アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフに展開するロシアの平和維持部隊を批判した。アゼルバイジャンによる「違法封鎖」を防げないでいると糾弾した。
アルメニアによると、アゼルバイジャンは、ナゴルノカラバフとアルメニアを結ぶ唯一の陸路「ラチン回廊」を封鎖した。食料や医薬品が止まる人道危機を招いており、パシニャン氏はロシアの部隊が「『ラチン回廊』管理という義務を果たしていない」と訴えた。