立てこもり容疑者33人死亡 特殊部隊突入、人質無事救出―パキスタン
2022年12月21日06時01分
【ニューデリー時事】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の警察関連施設に収容されていた国内のイスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」のメンバーらが、職員を人質に取り3日にわたって立てこもった。政府によると、特殊部隊が20日施設に突入し、人質全員を救出。解放作戦に伴い容疑者33人が死亡した。
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現場は同州バンヌの地元警察が所管するテロ対策局の施設。収容されていた1人が18日に職員を襲って武器を奪い、残りの収容者とともに立てこもった。突入作戦終了後、アシフ国防相は「テロリストは全員死亡し、人質全員を解放した」などと議会で説明した。特殊部隊員2人が殉職したという。地元メディアによれば、人質となっていたのはおよそ20人。