柿澤勇人、石丸幹二とＷキャストで主演「光栄です」　ミュージカル「ジキル＆ハイド」製作発表

　俳優の石丸幹二、柿澤勇人らが２０日、東京都内で行われたミュージカル「ジキル＆ハイド」の製作発表に出席した。

　日本では２００１年に初演された人気ミュージカルの再演作品で、二人がダブルキャストで主演する。１２年公演から主人公を演じてきた石丸は、今回が最後の出演になるといい、「インパクトが強い作品で、この役を演じるには体力が必要。若い柿澤君に負けないように体力をつけて臨みたい」と抱負を語った。

　初参加となる柿澤は「石丸さんのいいところを盗ませてもらい、新しい『ジキル＆ハイド』をつくれたら」と意気込んだ。

　二人は劇団四季の出身で、柿澤は「研究生の時、ライブラリーを掃除していると石丸さんが現れた。『おはようございます』とあいさつしたら、ニコッと返してくださった」とのエピソードを披露。「憧れの石丸さんと同じ役を演じるとは思っていなかったので、すごく光栄です」と思いを続けた。

　これを受け、石丸は「（柿澤は）僕にないものをたくさん持っている。新たな『ジキル＆ハイド』は絶対にきらめくんだな（と思う）」と信頼を寄せていた。

　製作発表には笹本玲奈、真彩希帆、Ｄｒｅａｍ　Ａｍｉ、桜井玲香らも出席した。同作は来年３月１１日から２８日まで東京国際フォーラムで上演された後、愛知、山形、大阪でも公演が行われる。