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生物多様性、新目標で合意 持続可能な自然利用へ一歩―COP15

2022年12月19日20時07分

国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、新たな国際目標の採択を歓迎する議長の黄潤秋・中国生態環境相(左から2人目)ら=19日、カナダ・モントリオール(条約事務局提供)

国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、新たな国際目標の採択を歓迎する議長の黄潤秋・中国生態環境相(左から2人目)ら=19日、カナダ・モントリオール(条約事務局提供)

  • 国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、新たな国際目標が採択されたことを喜ぶ参加者=19日、カナダ・モントリオール

 【モントリオール時事】カナダのモントリオールで開催中の国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)は19日、希少な動植物の保全などを進めるための新たな国際目標で合意した。人類の存続に不可欠な自然環境や生態系の保全に向け、重要な一歩を踏み出した。

生態系回復へ対策急務 企業活動と連携も―COP15

 新目標の名称は「昆明・モントリオール世界生物多様性枠組み」。2050年までの「自然と共生する世界」の実現を目指し、30年までに達成すべき23項目の個別目標を掲げた。代表的なのは、陸・海のそれぞれ30%以上を健全な生態系として保全する「30by30」。途上国への資金援助拡大や、企業活動が生物多様性に与える影響の把握・公表なども盛り込まれた。

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