寺田前総務相らの告発状提出　広島の有権者、地検に

　政治資金を巡る問題で１１月に辞任した寺田稔前総務相の関連政治団体が収支報告書に虚偽の内容を記入していたとして、地元広島県の有権者５９人が１４日、政治資金規正法違反や有印私文書偽造などの容疑で、寺田氏と関連政治団体代表ら計９人に対する告発状を広島地検に提出した。

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　告発状によると、寺田氏の後援会は２０１９～２１年分収支報告書の会計責任者に故人の名前を記入して提出。同氏関連団体は１８年以降、事務所家賃で虚偽の内容を収支報告書に記入したほか、寺田氏陣営が２１年衆院選で選挙運動員に報酬を支払ったなどと訴えた。