ヤクルトの村上、年俸6億円でサイン 3年契約で総額18億円―プロ野球
2022年12月09日20時40分
史上最年少で三冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆内野手(22)が9日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3億8000万円増の年俸6億円プラス出来高払いでサインした。3年契約を結び、総額18億円となる。
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ヤクルトの年俸では山田哲人内野手の5億円を抜き歴代最高額。「すごくいい成績が残せた。目標にしていたことが達成できて、いい一年になった」と満足そうに振り返った。
プロ5年目の今季は王貞治(巨人)が持っていた日本選手のシーズン最多本塁打記録を58年ぶりに更新する56号を放ち、打率3割1分8厘、134打点をマーク。リーグ連覇に大きく貢献し、最優秀選手(MVP)には2年連続で選ばれた。
2025年シーズン後にポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指すが、ヤクルトは契約満了前でも移籍を認める可能性がある。「球団には感謝しかない。実力が伴わないとメジャーには行けない。もっと頑張るぞという気持ちになっている」と力を込めた。(金額は推定)。
◇日本の宝
ヤクルト・衣笠剛球団社長 (村上の米大リーグ移籍について)球団として前向きに取り組むと伝えた。ヤクルトだけではなく、日本の宝だ。ファンはメジャーで活躍する彼の姿を見たいと思っているだろう。