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バンクシー作品剥ぎ取る ガスマスク女性描いた絵―ウクライナ

2022年12月03日09時45分

2日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外ホストメリで、描かれていたバンクシーの絵が剥ぎ取られた後の壁(ロイター時事)

2日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外ホストメリで、描かれていたバンクシーの絵が剥ぎ取られた後の壁(ロイター時事)

  • ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外ホストメリで、ガスマスク姿の女性を描いたバンクシーの絵=11月16日(AFP時事)

 【キーウ・ロイター時事】ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外ホストメリで2日、正体不明の路上芸術家バンクシーが壁に描いた絵が剥ぎ取られた。警察によると、数人を現行犯で逮捕。切り取られた絵の部分は無傷で回収され、警察が保護しているという。

〔写真特集〕バンクシー作品

 絵は、消火器を持ってガスマスクを着けている女性が焼け焦げた建物の壁面に描かれた作品。バンクシーも11月、ロシアが侵攻したウクライナの激戦地で自ら7作品を描いたことを認めていた。キーウ州のクレバ知事は「壁画はわれわれの勝利のシンボルであり、あらゆる手段で守り抜く」と強調した。

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