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「同年代のおしゃべり」批判に反論 NZ、フィンランド首相

2022年12月01日13時32分

30日、オークランドで会談するフィンランドのマリン首相(左)とニュージーランドのアーダーン首相(AFP時事)

30日、オークランドで会談するフィンランドのマリン首相(左)とニュージーランドのアーダーン首相(AFP時事)

 【ロンドン時事】ニュージーランドのアーダーン首相と同国を訪問中のフィンランドのマリン首相が30日、会談後にオークランドで行った共同記者会見で、「年齢が近いから会うことになったのか」などと会談の意義を疑問視するぶしつけな質問を受け、ピシャリと反論する場面があった。英BBC放送などが伝えた。

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 会見では男性記者が「年齢も近く、共通の話題が多いから会うことになったのか」と質問。アーダーン氏は発言を遮るように「オバマ元米大統領とキー元NZ首相に『年齢が近いから会ったのか』と聞いたことがあるでしょうか。2人の女性が会ったのは、単純に性別が理由ではありません」と笑みを浮かべながら指摘した。マリン氏も「われわれが首相だから会ったのです」と答えた。
 アーダーン氏は2017年10月に37歳で首相に就任。翌年に出産し、子育てしながら国を率いている。マリン氏は19年12月にフィンランド史上最年少となる34歳で首相に選出されたが、パーティーで踊って騒ぐ映像が流出するなどし、公務に向き合う姿勢を問われた。

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