後援会賃料90万円不記載 「事務のミス」―斉藤国交相
2022年11月29日10時05分
斉藤鉄夫国土交通相は29日の閣議後記者会見で、代表を務める「斉藤鉄夫後援会」が同じく代表を務める「公明党衆議院小選挙区広島3区総支部」から受け取った事務所賃料約90万円を政治資金収支報告書に記載していなかったと明らかにした。斉藤氏は「事務上のミスによる記載漏れであり、深く反省し、おわび申し上げる」と陳謝した。後援会は25日、広島県選挙管理委員会に収支報告書の修正を届け出たという。
斉藤氏によると、後援会と総支部は共同で事務所を使用し、賃料は折半している。事務所は後援会名義で借り、2021年分は後援会から賃料約180万円を支出。総支部から半額の約90万円を受領したものの、受領分を収入として記入していなかったという。