世界最高齢の猫、ギネス認定 来月27歳に―英
2022年11月25日13時31分
英ギネスワールドレコーズ社は24日、南部ケント州オーピントンで暮らし、来月27歳になる猫を、「存命する世界最高齢の猫」として認定したと発表した。人間の120歳に匹敵し、視力が弱く耳が聞こえないものの、健康状態は良いという。
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猫の名はフロッシー。毛色は茶と黒で、性格は穏やか。現在の飼い主であるビッキー・グリーンさんによれば、いまだに遊び好きで、好奇心旺盛だ。
長い年月をさまざまな家族と共にしてきた。生後数カ月間は野良猫だったが、病院職員に引き取られ、飼い主が亡くなるまで10年間一緒に暮らした。その後、最初の飼い主の親族に引き取られるなどしたが、今年8月に猫の保護団体の元に渡った。その時に出会ったのがグリーンさんだった。
グリーンさんは「彼女が特別な猫だと最初から知っていた。でも、ギネス保持者と共に暮らすとは思わなかった」と語った。
ギネス世界記録に認定されている史上最高齢の猫は38歳と3日で、2005年まで米テキサス州で飼われていた。