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英、中国製監視カメラを規制 政府機関の使用停止

2022年11月25日07時28分

中国監視カメラ大手・杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)のカメラ=2019年5月、北京(AFP時事)

中国監視カメラ大手・杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)のカメラ=2019年5月、北京(AFP時事)

 【ロンドンAFP時事】英政府は24日、政府機関に対し、「敏感な場所」で中国製の監視カメラの使用を停止するよう命じた。中国の監視カメラ製造会社は強く反発している。

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 非営利団体「ビッグ・ブラザー・ウオッチ」によると、英国では公共団体の大半が、中国監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)と浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)のいずれかの監視カメラを使っているという。英議会では7月、政府に2社製品の販売や使用の禁止を訴える声が上がっていた。
 英政府は2社製品の全面禁止には踏み込まなかったが、中国の法律で中国当局への情報共有が求められている企業が製造した「視覚監視システム」を使用しないよう要請。また、こうした監視カメラを政府機関の「中核ネットワーク」に接続せず、定期的な更新を待たずに交換するよう求めた。
 ハイクビジョンの広報担当者は声明で、「ハイクビジョンを国家の安全保障に対する脅威と見なすのは全くの誤りだ」と反発した。

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