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ロシア軍事同盟に不満 支配地域喪失のアルメニア

2022年11月24日14時24分

23日、エレバンで開かれた集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議で、握手するロシアのプーチン大統領(左)とアルメニアのパシニャン首相(EPA時事)

23日、エレバンで開かれた集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議で、握手するロシアのプーチン大統領(左)とアルメニアのパシニャン首相(EPA時事)

  • 【図解】アルメニア

 旧ソ連圏の集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議が23日、アルメニアの首都エレバンで行われ、開催国のパシニャン首相が、軍事同盟の在り方に不満を表明した。ロイター通信などが伝えた。係争地ナゴルノカラバフで2020年にアゼルバイジャンと再び衝突し、支配地域の多くを失った経緯があり、CSTOの「機能不全」への不満を盟主ロシアのプーチン大統領にぶつけた。

プーチン氏仲介で3者会談 紛争再燃ナゴルノカラバフ巡り

 紛争はその後もくすぶり、今年9月の交戦では双方合わせて200人以上が死亡した。背景として、ウクライナ侵攻に専念するロシアがアルメニア駐留軍やナゴルノカラバフ平和維持部隊の一部を引き揚げ、南カフカス地方で存在感が低下したことが影響したとも指摘されている。

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