寺田氏更迭「遅すぎ」　野党から批判相次ぐ

　野党は２０日、寺田稔総務相の辞任について「遅すぎだ」（立憲民主党の泉健太代表）などと一斉に批判した。岸田文雄首相の任命責任を徹底追及する方針だ。

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　泉氏はコメントで「首相の決断力、指導力を疑わざるを得ない。国会で国民に謝罪し、今後の内閣のあり方について誠実に説明すべきだ」と要求。日本維新の会の馬場伸幸代表は取材に「（寺田氏は）最後まで説明責任を果たすべきだ」と強調した。
　国民民主党の玉木雄一郎代表は自身のツイッターに「後手後手の印象は否めない。他にも辞めなければならない可能性のある閣僚がいるならまとめて辞めてほしい」と投稿した。共産党の小池晃書記局長は取材に「あまりに判断が遅い。責任をとって岸田内閣は総辞職すべきだ」と断じた。