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共産、小池書記局長を警告処分 田村氏叱責「パワハラ」

2022年11月14日18時53分

参院選の投開票日に共産党の候補者名が並んだボードの前に立つ(左から)田村智子政策委員長、小池晃書記局長、志位和夫委員長=2019年7月、東京都渋谷区の同党本部

参院選の投開票日に共産党の候補者名が並んだボードの前に立つ(左から)田村智子政策委員長、小池晃書記局長、志位和夫委員長=2019年7月、東京都渋谷区の同党本部

 共産党は14日の常任幹部会で、書記局長が党会合で政策委員長を叱責したことが「パワハラ」に当たるとして、同日付で党規約に基づく警告処分とすることを決めた。党幹部の処分は異例。書記局長は続投する。小池氏が記者会見で発表した。

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 小池氏によると、今月5日の党会合で自身が議員名を間違えて発言したにもかかわらず、司会を務めた田村氏に発言を訂正されると、「訂正する必要はない」などと詰め寄って叱責。その後、議員名の誤りに気付いたという。映像がSNS上で拡散し、小池氏の言動に批判が高まっていた。
 小池氏は会見で、田村氏に謝罪したと明かし、「パワハラそのものだ。大変まずい対応だったことを深く反省したい」と釈明。対応の遅れに関し、「批判が寄せられた結果、パワハラという認識に至った」と語った。警告は4段階の処分のうち重い方から4番目。
 委員長も会見し、「絶対にあってはならない言動だ。大変申し訳なく、責任を痛感している」と陳謝。同時に、田村氏から14日の会議で「ハラスメントと受け取らなかった」との発言があったと説明した。

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