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ムンクの「叫び」も標的に 環境活動家、接着失敗―ノルウェー

2022年11月12日06時25分

ノルウェー国立美術館に展示されているムンクの「叫び」=8月3日、オスロ(AFP時事)

ノルウェー国立美術館に展示されているムンクの「叫び」=8月3日、オスロ(AFP時事)

 【オスロAFP時事】ノルウェーの首都オスロで11日、国立美術館に展示されている画家ムンクの代表作「叫び」に体を接着しようとした環境活動家が警備員に取り押さえられた。西欧の主要産油国ノルウェーで、石油産業への抗議を表明する目的だったとみられる。絵を覆うガラスに接着剤の跡が残ったものの、絵に損傷はないという。

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 取り押さえられたのは3人で、うち2人が絵に体を接着しようとしていたという。環境保護団体「ストップ・オイル・エクスプロレーション」は活動家の行動について「人々の無関心さを改めさせるため」だったと主張した。欧州では最近、気候変動対策の欠如に抗議する環境活動家が芸術作品を標的にするケースが相次いでいる。

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