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中間決算、1290億円の赤字 7~9月期は黒字―ソフトバンクG

2022年11月11日20時13分

決算説明会であいさつするソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=11日午後、東京都港区

決算説明会であいさつするソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=11日午後、東京都港区

 ソフトバンクグループ(SBG)が11日発表した2022年9月中間連結決算(国際会計基準)は、純損益が1290億円の赤字(前年同期は3635億円の黒字)だった。中国電子商取引最大手アリババ集団の一部株式を手放したことに伴う利益を計上。過去最大の3兆円超の純損失だった4~6月期に比べ、赤字幅は大幅に縮小した。

孫氏、決算説明せず 11月の会見―ソフトバンクG

 新興企業に投資する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の投資損失は4兆3535億円に膨らんだ。世界的な株価下落を背景に、投資先の企業価値が減少した。
 アリババ株による利益押し上げ効果は計4兆円超に上り、SVFの投資損失を吸収した形だ。7~9月期の純損益は3兆336億円の黒字(同3979億円の赤字)となり、3四半期ぶりに黒字に転換した。

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