円急騰、一時140円台前半 株、2万8000円台回復
2022年11月11日12時49分
外国為替市場で11日朝、円相場が一時、1ドル=140円台前半と約2カ月ぶりの高値水準まで急騰した。円買い・ドル売りの動きが急速に広がった海外市場の流れを引き継ぎ、東京市場でも142円を挟んだ取引が続いた。東京株式市場では米国株高を受けて買いが優勢となり、取引時間中としては約2カ月ぶりに日経平均株価が2万8000円台を回復した。
前日発表された米国の消費者物価指数がインフレの減速をうかがわせる内容だったことから、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが鈍化するとの見方が台頭。円相場と株価が大幅上昇した。