米メタ、1.1万人超削減 全体の13%、収益低下で
2022年11月09日22時24分
【シリコンバレー時事】インターネット交流サイト(SNS)最大手の米メタ(旧フェイスブック)は9日、全従業員の13%に相当する1万1000人超を削減すると発表した。マクロ経済の悪化や競争激化を背景に収益が予想を大きく下回っており、現行のコスト削減策と経営資源の配分見直しでは不十分だと判断した。
米メディアによると、同社が大規模な人員削減を実施するのは2004年の設立以来初めて。ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は従業員向けの書簡で、「私の誤りであり、責任は私にある」と述べた。9月末時点の全従業員数は8万7314人。