大迫、手応え十分 「粘り強く」復帰戦―NYマラソン
2022年11月07日10時16分
昨夏の東京五輪以来のマラソンとなった大迫が、5位に入る健闘を見せた。「粘り強いレースができた。イレギュラーなことに強い気持ちで対処することができた」と31歳が納得の表情を浮かべた。
初のニューヨークの舞台は気温が20度を超え、湿度も高い難しいコンディション。「いつも以上にハードなレースだった」という中で序盤から上位集団に食らいついた。終盤には手前にいた鎧坂を抜くなど粘りも発揮。「しっかりと気持ちを切らさずに走れた」
今年2月に現役復帰を表明後、順調に調整を進めていたが、「ゴールにたどり着けるか心配もあった」と緊張感を持って臨んだ。表彰台には届かなかったが、「この位置をずっと続けていたらいずれトップ3や優勝というのも見えてくる」。手応えが十分に残った。(ニューヨーク時事)