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吉報届いた明大 頼れる主将がけん引―東京六大学野球

2022年11月06日21時10分

秋季リーグ戦で優勝し、撮影に応じる明大の村松(左)ら=6日、神宮球場

秋季リーグ戦で優勝し、撮影に応じる明大の村松(左)ら=6日、神宮球場

 明大の4年生や主力選手は、神宮球場で吉報を待った。慶大が早大から勝ち点を奪えず、勝率で上回った明大の春秋連覇が決定。主将の村松は「素直にうれしい。他力ではあるけど優勝できた。いろんな方、チームメートの協力があってここまで来られた」と喜んだ。
 東大との開幕戦で引き分けた後、6連勝して勝ち点を積み重ねた。だが、慶大戦で1勝2敗と勝ち点を落とし、一歩後退。それでも、立大との最終カードで連勝して望みをつないだ。プロ野球の球場利用もあって1993年秋以来の「9週制」となった戦いに難しさを感じながらも、着実に白星を増やしていった。
 頼れる主将の復帰が大きい。春は膝の手術の影響で満足に出場できなかった村松が、秋は打率3割4分8厘。6盗塁も決めてベストナインに選ばれた。「(開幕前は)不安がないと言えばうそになる。そういうことを考えても意味がないので、やれることを一生懸命やろうと思っていた」
 秋も全国の舞台(明治神宮大会)に臨む。6月の全日本大学選手権では準々決勝でタイブレークの末に敗退。中日にドラフト2位で指名された村松は「一戦必勝で、次こそ日本一を取れるよう頑張る」。有終の美を飾るべく、気合を入れた。

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