「非常に残念」と父 韓国ソウル雑踏事故犠牲の冨川さん
2022年10月31日07時03分
韓国・ソウルの雑踏事故に巻き込まれた冨川芽生さん(26)の父、歩さん(60)=北海道根室市=が30日、電話取材に応じ「非常に残念です」と言葉を絞り出した。
歩さんによると、外務省から芽生さんが亡くなったと連絡があった。芽生さんは韓国が大好きで、今年6月から留学。「韓国に関わる仕事がしたい」と話していた。
29日の事故当日は友人と遊びに行くと話していたといい、「ずっと無事を祈っていた」。渡航準備が出来次第、韓国に向かう予定という。
芽生さんのものとみられるインターネット交流サイト(SNS)の投稿によると、2017年に札幌市内の専門学校を卒業。モデル活動の傍らアクセサリー作家としても活動し、自作のピアスやネックレスなどをウェブサイトを通じて販売していた。