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自動車8社、世界生産8.2%増 部品不足が緩和―22年度上期

2022年10月28日17時26分

 自動車大手8社が28日発表した2022年度上半期(4~9月)の世界生産台数は、合計で前年同期比8.2%増の1176万台だった。新型コロナウイルス感染拡大が落ち着き、半導体などの部品不足が和らいで海外で生産が堅調だった。ただ、コロナ前の19年の水準(約1380万台)には依然届かない状況が続いている。

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 トヨタ自動車の世界生産は9.8%増の448万台だった。海外生産が19.0%増と好調で、国内の減少をカバーした。前年同期には東南アジアを中心にコロナ禍で部品供給が滞った影響があった。8社で唯一前年同期を下回ったホンダは半導体不足が響いて6.1%減だった。
 ダイハツ工業は東南アジアで、スズキはインドで生産が伸び、8社合計の海外生産は10.5%増。国内生産は8社で3.3%増となり、トヨタとダイハツを除く6社が前年同期を上回った。

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